屋根工事してもらうんだけど、実は他にも気になる箇所あって...
見えない他の箇所は大丈夫なのか知りたい...
そろそろ修理やメンテが必要な箇所を教えてほしい...
このように家の外観で普段は見えない箇所が問題ないのかどうか知りたい!とか、心配だ!とか思っている人、結構多いと思います。
今回は屋根工事する際、一緒に確認しておいてもらった方がいい家の重要な箇所を分かりやすく解説していくので、是非覚えておいてください。
家を大事に思っている人は、結構屋根に上がらないと分からない部分を気にする人多いよ!
この記事では、このようなことが理解できます。
ポイント
- 屋根工事するついでに一緒に確認しておいた方がいい家の重要な箇所
- なぜ違う箇所もついでに見てもらう必要があるのか?
- 業者や職人に屋根以外も見てもらう上手な伝え方【STEP6】やその流れ
- 屋根工事以外の箇所は、確認してすぐに修理やメンテはするべき?
この記事を読むと、屋根に上らないと分からない劣化や破損しやすい家の重要な箇所を、知ることができます。
どの箇所も、手遅れになるまで分かりにくい箇所だから事前に見てもらうことは、家にとってすごく重要なことなんだ!
屋根工事のついでに絶対に確認してもらった方がいい家の重要な箇所
屋根工事するついでに絶対に確認しておくべき箇所を今から解説していきますが、正直今から紹介する4箇所だけ押さえておけば大丈夫です。
確認しておくべき箇所
- 雨樋
- ベランダなどの波板
- 小動物が入れるような穴がないか
- 壁の亀裂や外壁の劣化具合
これらの箇所は、基本的に屋根に上がらないと確認できないものばかりです。
当然自分でも確認できる部分はあるでしょうが、上にいけばいくほど確認するのが難しくなります。
大屋根の雨樋とか壁の亀裂も2階部分とかだと自分で確認するのは難しいよね...
また自分で確認できない箇所は、破損などしていても気づくことができずに長年放置してしまうことにもなってしまいます。
今回紹介した確認すべき家の箇所は、みんなが長年放置してしまう代表的な箇所になっているので是非この記事を読んでいる人は、意識して見てください。
屋根工事する時に雨樋や壁の亀裂などを一緒に確認する理由について
家は年数が経つと自然と劣化していきますが、家の外壁や1階の雨樋など、ある程度は見て触って判断することができます。
とはいえ四方全ての部分を判断することはできません。
雨樋や2階部分の壁などは、ずっと確認ができないままですよね。
雨樋や外壁は20年ぐらいの耐久性だけど、特定の部分だけ劣化が酷かったりすることも結構あるよ。
家の方角や周りに建物があるかないかで劣化スピードにも変化があるので、【20年って思っていても予想よりも遥かに劣化している!】なんてことも珍しくないんです。
屋根工事のついでに他の箇所も見る理由
- 特に劣化がひどい箇所を早めに把握することで手遅れになる前に対策できる
- 大規模な家のメンテナンスをする時期を予測することができる
屋根工事の際に、普段見えない箇所も見てもらうのは、家自体の状態を把握するのに非常に重要なことなのです。
屋根に上がることなんて滅多にないし、上がるタイミングがあったなら絶対に確認してもらった方がいいよ!
屋根業者の職人に屋根以外の箇所を見てもらう順序と上手な伝え方
屋根業者に見てもらうといっても、家の箇所によっては業者の専門でない場合もあったり、伝えるタイミングや伝え方が悪かったりと実は結構適切に業者に伝えるのは難しかったりします。
また、悪質な業者だとお客さんが気になった箇所をわざと破損させてから画像を撮ったりする業者もいるので注意が必要なんです。
職人が屋根で確認している時は、必ず自分も一緒に立ち会うことが重要だよ!
業者に問題がある箇所を見てもらう
実際に業者の職人に屋根以外の箇所を見てもらう流れを解説していきます。
下記のような順序になるので確認してみてください。
業者に見てもらう流れ
- 屋根に職人が上がる前に前もって伝える
- 雨樋や壁の亀裂など具体的な箇所を職人に伝えて確認してもらう
- 確認後、画像データで確認させてもらう(写真でもいい)
- 現状どうすればいいか、職人の意見を聞いてみる
- 緊急性のあるものは、その場で追加工事も検討する
- それ以外は、いきなり決めるのではなく、じっくり考えてから修理の方針を決める
こんな感じの流れになります。
ここで重要なことは、最初に言っておくということと、見てほしい具体的な箇所(気になっている箇所でもいい)を伝えるということです。
後で言ってもいいけど、なるべく工事前の状態を確認してもらった方がいいし、
もし足場を組んでいたなら後から言うと、バラした後でもう見れない...なんてこともあるから注意だよ!
職人が屋根に上がって問題がある箇所は、必ず画像を見せてもらうようにしましょう!
最近は、携帯で撮ってもコンビニで直ぐに印刷できるから、お願いしてみよう!
問題のあった箇所は、職人に意見を求めると、どう対処すればいいか教えてくれます。
いつまでに修理すればいいのか?どのように修理すればいいのか?など、いろいろ聞いてみるといいですよ!
注意点として、余程の状態でない限り一旦じっくり考える時間を作った方が適切な工事ができるよ。
職人に上手に伝える為には
職人に上手に伝える為には、各箇所ごとにちょっとしたコツがあります。
ただ雨樋が気になっている!だけでは、なんとなく確認しただけでは雨樋の重要な部分を見落としてしまうかもしれないから、最初から重要な部分を見てもらうようにすることがコツなんだ!
各箇所で今から説明しているポイントを職人に伝えると、正しく職人に伝わるのでそのまま伝えてください。
雨樋の場合
- 気になっている部分を細く伝える(漏れている箇所など)
- 雨樋の銅線の状態
- 雨樋の金具の状態
- 雨樋の繋ぎ目が問題ないかどうか
- 塗装で雨樋を塗っているなら塗料が剥げていないか
- 雨樋が割れていたり錆び付いたりしていないか
雨樋は、これらのことを確認しておけば大丈夫で、ここまで細かく伝えておくと正確に確認してくれます。
次に波板をみていきます。
波板の場合
- 波板自体の劣化具合
- 波板の金具の劣化具合(波板を固定している金具類)
- 波板のフレーム内のごみ
波板は、この3つを確認しておけば大丈夫なので職人に伝えておきましょう。
次に壁関係についてみていきます。
壁の穴や外壁の劣化など
- 家の2階付近の外壁の劣化具合
- 屋根材と壁の隙間がある箇所があるか
- 壁の亀裂の確認
- 小動物の糞などの確認
小動物の糞が屋根などにある場合、家の中が小動物の巣になっていることがあるので、家のどこかに穴がある可能性が高くなります。
2〜3センチの穴でもイタチなどは侵入してくるんだ!
これらを職人に確認してもらい問題があれば、これからどのように修理していけばいいのか計画を立てていくことが大事です。
間違っても余程のことがない限り、その場でいろんな工事を決めてしまうことはやめましょう!
あくまで把握するだけだよ!
屋根工事は、普段確認できない家の箇所を把握できるいい機会!!
ここまで屋根工事する時に、ついでに確認しておいた方がいい箇所について解説してきました。
家には、どうしても確認できない箇所が存在します。
もしその箇所に問題があったとしても、かなりの被害がでるまで気付くことができないことになってしまいます。
家を長持ちさせる為には、家全体を把握しておくことが大事だよ!
屋根工事は、屋根に上がることが多い為、容易に把握することができます。
また見てもらうだけでしたら無料ですし、もし緊急性の高い箇所でしたら直ぐに修理を依頼することもできて助かりますよね!
屋根工事で確認できない部分を把握しておくことは
今後の修理やメンテナンスの方針をしっかり決めることができる
ので、大きい工事(外壁塗装など)をする時期を予測することもできます。
『ついでに見てもらう...』ですが家にとっては非常に重要なことなので、せっかく見える位置まで職人が上がってくれているのだから、ついでに聞いてしまいましょう!