屋根にコウモリが住み着いて、どこから家の中に侵入しているのか分からないし糞尿臭いし、どーしたらいい?
このような悩みに答えます
屋根裏や雨戸からコウモリの羽音や鳴き声が聞こえたり、糞尿の匂いがして精神が病みそう!
大丈夫です!
解決するために、力になりますよ!
実は、コウモリは2〜3センチの隙間もあれば家の中に侵入してきます
なので家のどこから侵入しているのか本当に分かりにくいんですよね
このことがコウモリを撃退する難易度を難しくしているのです
kuro自身、屋根の工事を数多くしてきている中で瓦の裏など沢山のコウモリを見つけてきて撃退してきました
また実際に数多くのコウモリを撃退してきた経験をもとに解説しているので、それなりに信憑性はあると思います
この記事は、今現在コウモリで悩んでいる人に向けてkuro自身の経験からその対処法を解説しているので
コウモリで悩んでいた人はこの記事で完全に解決しますので、諦めていた人も読んでみてください
【結論】コウモリは屋根から追い出して、入れなくしたら勝ち!
コウモリを家から撃退の仕方ですが、まず答え(結論)から言うと
コウモリがいる箇所(出入り口)を探して家から追い出したあと、匂いが残らない棟に綺麗に掃除(洗浄)してから侵入口を塞ぐ
がコウモリの撃退方法の流れになります
コウモリは家から追い出したとしも、また出入り口に戻っていくので、侵入口を塞ぐことが1番の解決方法なのです
出入り口を塞ぐ事に成功した場合
逃げたコウモリが、その周りをグルグルと旋回して入れないと思ったら諦めて何処かへ飛んでいくので、そこまで確認できたら任務完了です
コウモリの習性や屋根などの侵入経路を見ていく
家に侵入してくるアブラコウモリについて(習性)
家に侵入するコウモリは、アブラコウモリです
このコウモリ、もともと小柄なので2センチ程の穴があれば強引に入ってきるので、小さい穴でも油断ならないですよ!
コウモリは、夜行性なので昼間は巣で大人しくしているのですが、日没ごろから一斉に出て虫などを捕えて捕食しにいきます
そんな厄介なコウモリですが
法律で原則殺傷目的の駆除ができない
ことを知っていますか?
なので薬を使って駆除(殺傷の場合)ができないので、現状は追い出すか、屋根裏で飛び回ってるだけで出ないようでしたら捕まえて逃すかしかにありません
コウモリの侵入経路を見てみる
コウモリは壁の穴や屋根材の裏などから侵入して中に巣を作ります
具体的なコウモリの出入り口を上げると
- 瓦の雀口
- 外壁のひび割れなどでできた穴
- 入母屋の妻角
- 木部の隙間
- 戸袋
5つがあり、これらの入口周辺では共通して糞尿があります
コウモリを家から撃退する為の工程
コウモリが家の中にいるのを追い出す工程は
- コウモリのいる箇所を探す
- コウモリを家から追い出す
- コウモリがいた場所を掃除する
- コウモリの侵入経路をふさぐ
- コウモリを追い出した後、数日出入り口周辺を観察する
この5つがあります
一つずつ詳しく見ていきますね
コウモリが出入りしている場所を探す
上記でも説明していますが、コウモリは2センチほどの隙間や穴があれば侵入してきます
家全体からそんな小さな穴を探さないといけないのですが、正直この作業がコウモリ撃退の7割ぐらいを占めています
確かに大変で、もしかしたら侵入経路は1箇所だけではないかもしれないしれません
しかし、実は侵入経路のヒントが結構あったりします
侵入経路(出入り口)には、必ず糞尿がある
これが重要なヒントで、コウモリは臆病な生き物なので、危険を察知するとすぐに隠れることができるように、出入り口付近に常にいます
なので、糞尿が溜まってる場所を探し出せば、侵入経路が分かってくる
と言う事になります
コウモリを家から追い出す
侵入経路が見つかったとして、次は家から追い出す作業です
追い出す方法は
- 瓦などをめくって逃す
- ハンマーで叩いたり音を出して逃す
- 忌避スプレーや忌避材で逃す
の3つがあります
何処かの隙間から屋根瓦の方に巣を作っている場合は、直接瓦をめくって逃がしたり、直接見えない時はハンマーなどで叩いて音で逃します
忌避スプレーは強烈な匂い(ハッカの匂い)がするスプレーを出入り口に噴射すると、コウモリが嫌がって飛び出してきます
忌避スプレーは、長時間はもたないので、大体半日ぐらいの効き目だと思ってください
コウモリを家から追い出すには最も有効的な方法になりますが、匂いがキツいのでしっかり換気して、1日は匂いを我慢しないといけません
コウモリがいた場所を掃除洗浄す
コウモリを追い出すことに成功したら、糞尿を掃除洗浄していきます
掃除する時はアレルギー反応が出るかもしれないので必ずマスクして掃除しないといけません
綺麗に水洗いまでできたら大丈夫です
コウモリの侵入経路を塞ぐ
コウモリの侵入経路の塞ぎ方正直、業者よって全然違います
要はしっかり穴を塞ぐことが重要なので、普段から見えない場所であれば、それほど気にすることではないのですが
一般的には、穴をコーキングで塞いだり、少し大きな穴であれば金属の板やプラスチックの板を切って穴を塞いだりもしますし
セメントなどで完全に塞いでしまったりもします
コウモリを追い出した後、数日出入り口を観察する
穴を塞いだ後は、しばらく様子を見ます
その理由は
- 発見していない別の穴から侵入するのかの確認
- 穴が塞がれて中に入れなくて諦めたかどうかの確認
の2つが挙げられます
コウモリの出入り口を塞ぐと、確実に出入り口周辺を旋回するようになり、どっか穴ないのか!っと他の穴を探したりするようになります
大抵は、入る穴がなかったら数分で諦めたりするのですが
中には出入り口近くを旋回したりとまったりして、一向にあきらめる気配がしない場合があります
ずっと、近くに入られても糞尿でまた匂いがついたりしてしまうので、その時は
忌避スプレーをコウモリやその周辺に吹きかける
ことで、完全に撃退できます
コウモリの撃退を自分や、業者にお願いする上で大事なこと
コウモリの撃退方法を見てきましたが、実際に自分に当てはめてどの様に対処していけばいいのか、見ていきます/
業者に依頼する場合
まず、コウモリが家に住み着いているとして、自分ではどうにもならない場合
- 大屋根(ハシゴでないと届かない)の瓦の隙間からコウモリが出入りしている
- 屋根の勾配が急すぎるし高すぎる
- コウモリや生き物が苦手
のような例が当てはまる人は、コウモリ撃退の専門業者に依頼するのが確実です
その際に最低限、自分にもできる事は観察確認することで
- まずコウモリが家のどの場所に止まっているのかを探すこと
- なるべく家の中に侵入するのを目視すること
の2つを目撃してください
コウモリは止まっている場所のすぐ近くに巣がある場合がほとんど
なので、まず場所の確認して、その後家の中(穴や亀裂など)に侵入する瞬間を確認します
この情報を業者に報告して駆除してもらえれば、かなりの時間短縮になりますし、スムーズに業者も行動(他の出入り口の予想)ができる様になります
コウモリ撃退業者の相場ですが、工事内容によって全然違ってくるのですが
出入り口1箇所につき大体1万円〜3万円ぐらいが相場となっています
自分で撃退する場合
次に、自分でコウモリを撃退する場合ですが
まず、上記の確認はしてください
その後、用意するものは
コウモリ撃退用の忌避スプレー
自分で撃退するには、忌避スプレーが1番効果的です
スプレーを屋根裏や出入り口に噴射すると、勢いよくコウモリが逃げ出すので、逃げ出したらすぐに掃除と洗浄をします
洗浄は、できる限りで構いません
忌避スプレーは、半日ぐらいで効き目が薄くなってくるので、逃げている間に穴を塞ぎます
塞ぎ方は、ホームセンターなどで売っている安いコーキングなどで問題ありません
塞いだ後は、経過観察しましょう
コウモリ撃退のまとめ
コウモリの撃退について見てきましたが、kuroは今まで数多くのコウモリを撃退してきました
その中で思うことは
- 雨戸はなるべく開け閉めする
- 2階にはなるべく行く
- 屋根や外壁ののメンテナンスは定期的にする
の3つが、コウモリを寄せ付けにくいと、kuroは考えていて
やはり、屋根や外壁が劣化してくると、亀裂や瓦の隙間などコウモリの侵入できる隙間ができると言うことです
また、雨戸も長期間開け閉めしていないと、コウモリにとって最高の住処となるので
やはり雨戸は定期的に開け閉めすることが大切です
それと高齢者なんかは、2階建ての家で2人しか住んでいないから、2階は滅多に行かない人も多いですが
このような場合もコウモリを寄せ付ける原因です
コウモリの撃退は、出入り口を見つける事が最重要で、その後も素早い動作が求められるので
今現在、コウモリで困っている人は、この記事を見て役立ててください