- よく外壁塗装はしろ!って言われるけど正直よくわからない
- 外壁塗装の営業マンによく〜年だからしないといけないって言われるけど〜年て関係あるの?
- そもそも外壁塗装って壁の色塗りでただのイメチェンでしょ?
- 特に住んでて異常もないし外壁塗装高いのに今する必要なんかある?
このようなこと思った人はたくさんいると思います
そんな方々のために、この記事では外壁塗装をしないといけない理由をできる限りわかりやすく解説していきます
自分自身がわからない人はもちろん、今ハウスメーカーや工務店などから営業受けている方や飛び込み営業で説明されて困っている方へ『外壁塗装ってなんでするの?』と聞かれた時にこの記事を見せてあげてください
外壁は家を守るためにある
そもそも外壁と言われる部分ですが、その役目は
家を守るためにある
ということです
ここでの外壁は一つの外壁材のことを指しているのではなく、全ての外壁材のことを指しています
家は木材でできている木造と鉄で出来ている鉄骨が基本です
これらは家を維持していく中で1番軸となる部分でこれらを保護する役目が外壁となります
例えば家の外壁材が無い家があったとしたらどうでしょう?
瞬く間に木材や鉄骨が腐食していき最悪な場合、地震や強い風などで家が倒壊する可能性がありますよね
多分これはどの人でも容易に想像でき理解出来ると思います
このように外壁というのは家を守る上で重要な役目を果たしています
外壁塗装とはこの外壁にバリアを張るためにする工事
ん? バリアを張る?
と思ったと思います
ここで話を変えてわかりやすく解説しますね
みなさんも実は何回も目撃していることで、外に置いているものが劣化しているのを見たことがあると思います
身近な物でいうと
- 自転車のチェーンやフレームが錆び付いてスムーズに走らない
- バイクカバーがボロボロに破ける
- 腐っていて今にも踏み抜きそうなウッドデッキ
このような状態のものを誰でも見たことがあると思います
これら全て自然現象によって起こる劣化です
では
- 自転車は販売時、フレームに何色もついていない状態で販売しているでしょうか?
- ウッドデッキは木材をそのまま地面にひているでしょうか?
そうでは無いですよね
自転車は長持ちさせるために錆びないように見た目も重視して塗装しています
ウッドデッキは腐らなくするためにニスやペンキを塗っています
要するにこれらは
錆びたり腐ったりしないようにペンキやニスをに塗ることによって少しでも長持ちさせるためにバリアを付与させているということです
話を戻すと外壁も同じで年数が経つと壁自体が劣化してしまいます
この劣化を防ぐため外壁にバリアを付与するために外壁塗装という工事をします
外壁は具体的に何が原因で劣化していくの?
外壁が劣化していく主な原因は
- 雨風、湿気
- 紫外線、太陽熱
- サビ
- カビ、藻
- クラック(ひび割れ)
になります
外壁は雨風や太陽の熱や紫外線にあたることによって年数が経つにつれ耐久力が著しく無くなります
見た目も変わっていき
- 焼けたような色味になる
- セメントのような硬いものが粉上になる
- 色が薄くなった壁を触ると白い粉がつく
- 見て分かるクラック(ひび割れ)がある
のような症状が出ます
また逆にいつも太陽光が当たらない箇所は湿気が多いので
- 緑色の藻が生えてくる
- 真っ黒のカビが発生する
- 外壁の一部分が膨らんできたりする
のような症状が出ます
外壁塗装はズバリ塗膜を作るための工事
外壁は塗料を塗ることによってできる塗膜(バリア)によって壁を保護しています
塗膜とは、塗料を塗ってそれが固まったものです
塗料には外壁の劣化に有効なさまざまな薬品が入っていて、その塗料が固まることで
- 防水効果が出る
- 太陽熱や紫外線に強くなる
- 防カビ防藻になる
- キズなどが出来にくくなりクラックが出にくくなる
の様な効果が出ます
このように
外壁塗装とは塗膜を塗る行為のことを指しています
塗装の塗膜はずっとはもたない
一回塗装して外壁に塗膜ができたら、もう一生塗装しなくても良さそうですが
残念ながらそうではありません
塗膜も年数や雨風や紫外線などで劣化していきます
塗膜が劣化して、耐久性がなくなってきた時が
外壁塗装の工事をする時期になります
外壁の場合
耐久性がなくなってきた塗膜は、ある症状が出てきます
外壁のチョーキング
塗膜が劣化してくるとチョーキングという現象が出てきます
チョーキングについて細かい説明は、下記wikipediaからの引用説明を見てください
チョーキング(Chalking)とは日本語では白亜化(はくあか)とも言い、主に塗装表面が暴露状態の際に紫外線・熱・水分・風等により塗装面の表層樹脂が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)のような粉状になって現れる現象や状態をいう。
日本語では物の表面が汚れていないのに微細な汚れがあるように見えるとき「粉が吹く」と表現し、チョーキングに相当することが多い。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
簡単に言うと、塗膜が年数や紫外線などで塗膜の成分が粉状に分解してしまう現象のことをいいます
チョーキングが出ている外壁は、塗料の性能の1つである防水などの効果がほとんど無くなってきています
塗膜の耐久力はどれぐらいの年数維持できる?
では塗膜は実際どれぐらいの期間耐久性を維持できるのかというと
- 約10年から15年ぐらいが塗膜の耐久力が維持できる年数
となります
チョーキングもこの年数ぐらいからでてきます
外壁は塗膜のよって守られているのでチョーキングが起きてくると家自体の防水や湿気
また外壁に亀裂も出てきて家自体の耐久力を無くしていきます
外壁の内側の柱や他の木材 鉄骨の部分に腐食が見られてきます
外壁塗装を定期的にする理由は
外壁塗装をする理由は、決して見た目ではなく
外壁塗装は家の腐食を防ぐために塗膜が劣化するごとにもう1度新しい塗膜を作る
と言うことです
要は塗膜が古くなったらまた塗装して新しい塗膜を作るということです
塗膜の耐久力が10年から15年なので、それぐらいの時期に合わせて外壁塗装するのが理想です塗膜の劣化具合を確認します
塗膜の劣化の確認方法は簡単で
壁を触ってみて白い粉など外壁の色が手についた場合はチョーキングがでるかでないかで
実際は、以前塗った塗料の質によって耐久年数が大きく変わることもあります
まとめると
外壁塗装は、家を保護するためにする重要な工事だということがわかりました
外壁塗装は新しい色を塗って見た目が綺麗になって家をオシャレにするものと思っている人も少なくありません
確かにそれも外壁塗装の理由の一つですが1番は、
家に防水性をもたせ、熱や紫外線にも長期耐えうる外壁にして家を劣化から守る為にするもの
であることを理解してください
まとめると
- 外壁は家を守るためにある
- 外壁は日々劣化していく
- 劣化の原因は雨風や紫外線など自然に起こるもの
- 劣化を防ぐために塗装する(塗膜をつける)
- 塗膜は防水性 熱 紫外線 防カビ 防藻 亀裂発生を抑える効果がある
- 塗膜は一生はもたない
- 10年から15年ぐらいで塗膜の性能が失われていく
- 塗膜の劣化の目安はチョーキングが発生しているかどうかで判断する
- チョーキングは塗膜が劣化したもので防水性などの効果がなくなる
- チョーキングの発生を目安に外壁塗装をする
最後に大事なので同じ事をもう一度言います
外壁塗装をする理由は家に防水性をもたせ、熱や紫外線にも長期耐えうる外壁にして家を劣化から守る為にするもの
外壁塗装する理由についてでした!!